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LogicPICT ver1.31について
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1995-07-03
|
27KB
|
663 lines
LogicPICT ver 1.31 for PPC (1995/07/02)
--------------------------------------------------------------------------
動作環境:
漢字Talk7 / 256 color 以上推奨 / 要32bit QuickDraw
MONACOフォント使用
680x0 Mac および PowerMac
32bit QuickDrawを搭載していればモノクロでも動くと思います。
動作確認機種:
Color Classic (10MB memory,TransWarp4340f)
PowerMac 7100/80AV
開発環境:
PowerMac 7100/80AV
Metrowerks CW6 gold
(THINK C before ver 1.30)
--------------------------------------------------------------------------
最初に:
このプログラムは、縦横の数字の関係から絵を解く、パズルゲームです。
雑誌などでもおなじみなので、知っている方も多いと思います。
特徴としましては、
・エディットモードの搭載
自分でパターンをエディットすることができます。
・マックに解かせるモード搭載
パズルゲームの答えがすぐにわかることに対して、批判的意見もある
でしょうが、努力して解けなかった場合、答えがわからないとそれが
ストレスになることも確かです。
このモードの使用は、ユーザの根性にまかせることにしましょう。
なお、データはテキスト形式をとっているので、雑誌の問題等を入力
してマック上で自分で解いたり(変更とか楽ちんだしね)、どうして
もわからない問題をマックに解かしてストレス解消ということもで
きます。
ただし、難しい問題は解けないものもあります。
・その他、確定スペースのチェックや数字にマーキングをしたりとか、
ひととおりの機能はそろっていると思います。
みなさんのおかげで、PowerMacにアップグレードすることができました。
ありがとうございました(^^)。
さっそくですが、PPCネイティブのバージョンを作ってみました。
シェアウェアの設定は、とりあえずこのままとしたいと思います。
以前に登録された方は、もちろんこのバージョンもそのまま使えます。
シェアウェア料金は、600円とお安くしときますので、気に入った方
よろしくお願いいたします。(m_ _m)(送金方法については、このドキュメント
の最後の方に書いてあります)
なお、ver1.10以降で追加された機能は、登録キーがないと使えないもの
もあります。本バージョンで追加された機能は、このソフトに賛同された
方々の意見、ご要望を基に組み込んだものです。
★ver1.30からの変更点:
●PPC ネイティブ版です。
中味(機能)は、ver1.30と変わっていません。
●数値入力時の問題を解決。(もうバグないだろうなぁ、心配だなぁ・・・)
一部の方から、数値入力時にまれに落ちることがあるというレポートを
いただき、今回のPPC版をおこすときに問題の部分が判明しましたので、
修正を加えました。
この部分は環境に左右される部分でもあるので、この問題が起こらない
人は、全く起こらないようです。(私のところもそうでした)
68Kマシンの方には、とりあえず時期バージョンの1.40まで待ってもらう
つもりですが、68Kでもちょっと問題がおこるぞ〜という方がいれば
連絡ください。
基本的な遊び方については、別ファイルの「遊び方」をご覧ください。
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はじめてこの手のパズルを解く方へ:
このソフトでは、「マックで解く」モードを搭載していますが、
まずはできるかぎり自力で解いてください。答え一発で見てしまうと
なんともつまらないです。なんといっても、その解き方に魅力のある
パズルですから。
ちなみに新作添付(問題13〜問題25)はプロテクトをかけているので、
マックで解かせることはできません。
従来の問題1〜問題12は、マックで解かせることもできます。
ver1.21より、初心者のための練習問題も3問添付しました。
付属の「練習問題の解き方」を見ながら解いてみてください。
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操作方法について:
目次:
★アイコンのドラッグ&ドロップ:
★ウインドウ上のアイコンについて:
★マスの塗り方:
★数字のチェック:
★エディットモード:
★データの保存:
★マス間のグリッド (ver1.30一部追加):
★マックに解かせる:
★難易度判定について:
★編集メニューについて:
★印刷について:
★強制終了:
★UNDO(取り消し)機能とREDO(再実行)機能 (ver1.10):
★カラー設定 (ver1.10):
★現在の表示ドット数を設定 (ver1.10):
★第3のペン(一時的なマーキング)について (ver1.10):
★数値入力エディットについて (ver1.20):
★数値のマス数設定 (ver1.20):
★ヒント機能 (ver1.22):
★カーソル・ポジション表示 (ver1.30):
★数字の自動チェック (ver1.30):
★ResEditを使ったショートカットキーの登録:
注意:
上記で(ver 1.10)以降の表示があるものは、登録がないと使用できないもの
もあります。
おおよそ、メニューを見ていただければわかると思います。
いくつか説明を。
★アイコンのドラッグ&ドロップ:
ファインダーでデータファイルをこのソフトのアイコンへドラッグ&
ドロップしたり、データファイルのダブルクリックで起動することが
できます。
★ウインドウ上のアイコンについて:
ウインドウ内のアイコンの機能は次のようになります。
左上:「LogicPICTについて」を表示
右上:現在の状態を保存。メニューの「保存」と同じです。
左下:1手だけヒントをもらいます。
右下:コメント、作者の表示、難易度の表示をします。
★マスの塗り方:
マスを黒に塗る場合は、カーソルがペンの形になっているときです。
この状態でマウスをクリックすると、マスが黒に塗られます。
また、マスが黒に塗られた状態でマウスをクリックすると、白マスに
戻ります。
また、確定白マスを指定したい場合は、カーソルが×印になっている
ときにマウスをクリックすると、×印が描かれます。
マウスカーソルは、絵のエリアからある程度(10ドット)以上離れると
自動的に次のカーソルに変わります。すなわち、カーソルがペンの形
になっている時に×印を付けたい場合は、いったんマウスカーソルを
場外に振って戻すと×印カーソルになっているという寸法です。
このソフトでは、この機能をカーソル・ローテーションと呼んでいます。
ただ、この機能がわずらわしい時は、メニューよりカーソル・ローテー
ションのチェックをはずすことにより、カーソルは変わらなくなります。
(ペンに固定)
この場合、×を付けるときは、シフトキーを押しながらクリックします。
シフトキーを押しながらのクリックは、カーソル・ローテーションがON
の時も有効です。この場合は、今選択されているカーソルと逆の機能
が働きます。
★数字のチェック:
縦、横の数字をクリックするとその数字がチェックされます。
解いているときに、すでに塗りつぶした数に印をつけておくと便利で
しょう。この情報も保存時に保存されます。
ver1.30より、ドラッグすることによって、連続して印をつけることが
できるようになりました。
★エディットモード:
エディットモードでは、クリックにあわせて縦、横の数も計算され、
変化します。新規作成でなく、プレイモードからエディットモードに
移る場合、絵柄と数があわないと編集時に矛盾を生じるので、現在の
絵柄と数をチェックし、もしあわなければ、マックに自動的に解く
ようにしています。さらにマックでも解けない場合は、その絵柄は
編集することができません。
自分で作ったパターンで、後で再度編集する可能性があるものは、
絵柄が完成したパターンのファイルを残しておいてください。
そうしないと先の理由でエディットモードに移行できないことに
なるかもしれません。
新規作成の場合は、自動的にEDITモードで開かれます。
新規で作成できる絵の大きさは5×5 〜 127×127です。
大きさは5の倍数である必要はありませんが、表示では5マスごとに
実線で区切りをいれているので、5の倍数に設定する方が見やすく、
また数も数えやすいです。
エディットモードでは、カーソルに消しゴムとカッターが追加されます。
(カーソル・ローテーションがONの場合)
領域をカッターで選択し、選択内にカーソルをもってきたときに「手」
のカーソルになっている場合(なっていないときは、カーソルを場外に
振って戻すことを何回か繰り返せばなります)その選択範囲をつかんで
移動することができます。この場合は複写となるのですが、単純移動
を行いたい場合は、いったんカットコマンドでカットしてそのあと
ペーストし、それを「手」でつかんで移動すればできます。
領域を選択して、カット、ペースト、移動などが行えますが、このとき
画面のマスを仕切る線が赤くなっちゃうのは、バグではありません。
メモリ節約のため、1ビットカラーの内部処理となっているためです。
本プログラムは、デフォルトで640kbyteのメモリを消費します
が、これでも60×60程度の絵も楽々編集できます。
さらに大きい絵を編集する場合、アプリケーションの使用するメモリ
を事前に増やしておくとよいでしょう。
余談:先に述べたように、メモリをけちって作ったので、アップデート
(画面の書き直し)は遅いです。私のマシンで何とか、という
ところですから、ノーマルLC IIあたりの機種では、結構負担
かもしれません。
★データの保存:
データの保存時をシフトキーを押しながら行うとプロテクトがかかり、
読み込んだファイルをマックで解かせたり、再エディットすることが
できなくなります。
再編集をしたいデータにはプロテクトをかけないでください。
★マス間のグリッド:
マス間のグリッドは見やすい方を選択するとよいでしょう。
通常、グリッドがあった方がマスの数を数えやすいです。
ver1.30より、グリッド表示を1つ追加しました。
グリッド1が従来のグリッド表示、グリッド2が追加された表示です。
グイッド1の方は、絵として見やすく、グリッド2の方は5つごとの
区切りの線が見えるので、マスの数が数えやすくなっています。
★マックに解かせる:
マックに問題を解かせるモードです。問題の大小に関係なく解けますが、
なかには解けない問題もあります。
ver 1.00より、ちょっと解き方のアルゴリズムを変えました。前よりは
多くの問題を解けるようになりました。
1ラインを追っていくだけで解ける問題はほとんど解けます。
1ライン評価で解けなかった場合、推論モードに移ります。
この推論モードは、解くのに時間がかかるため、推論モードに移る前に
一度ダイアログを出してそのまま計算をつづけるかどうかきいてきます。
推論モードでは、カーソルの形が「気合いの入ったマック」の形に
なります。
この推論モードは、今のところ1階層1ビットしかやっていないので、
大きなパターンだとこれでも解けないものもあります。
とりあえず小さなパターンではかなり有効です。
推論モードで解いたパターンが不確定パターン(重解)かどうかも一応
チェックします。なにもダイアログを出さずに解き終わった場合は、
不確定パターンではありません。
ver1.30より、この推論モードの解き方も改良しました。
これにより、手元の問題で解けない問題はとりあえずなくなりました。
・途中で止める
途中で計算を中止したい場合は、止まるまで「コマンド」キー+「.」キー
を押してください。大きなパターンを解かせている場合、止まるまでに
多少時間がかかることがあります。
自分でパターンを作る場合は、あまり難しくなりすぎないように
「マックで解ける」くらいにするといいでしょう。(これでも十分な
レベルです)
最近の雑誌の大型物で、1ラインで解けないのはあまりにも難しくて
くじけます。やはり、ある程度、さくさくっ と解けないと。
あと、マックで解ければ不確定パターン(自分でパターンを作る場合
の注意点を書いたファイル「自分でつくる場合の注意」を参照)とは
ならないので、自分で作ったもののチェックにもなります。
ちなみに雑誌に載っているやつの80*60を解かせてみましたが
みごと解けました。(^^)
余談:最初にいきなり「どうしてこんなところが塗れるの?」と
思う人もいるかもしれませんが、マックで解く場合は、
解く速度を少しでも早くするために、最初に ”周辺部の
2ライン評価”を行っています(難易度判定のときは最後)。
周辺部分をいち早く確定することが、このパズルを早く解くこつ
でもあるわけです。具体的にどう解けばいいのかは、簡単には
説明できないので省きますが(どうしても気になる人はメール
ください)、いろいろとテクニックを身につけていくうちに
自然と気付くかもしれません。
ver1.22で自分の持っている解法の技術をほぼ注ぎこんだのでは
ないかと思います(まだ、2〜3残っているのですが式の一般化
がすぐに思い浮かばないし、そこそこ解けているのでしばらくは
このままでしょう(^^)
★難易度判定について:
マックに解かせるときに、難易度判定も行わせることができます。
このモードでは、可能なかぎり易しい方法で解こうと努力しますので
解くスピードが遅くなります。
難易度は、使われた手法をそのむずかしさから私の独断でポイント化して
います。
難易度は、おおよそ以下のようになります。
50以下 :初心者向。ごく簡単に解けます。
51〜100 :初級者向。
101〜200:中級者向。
200以上 :上級者向。かなり難しいです。
ここで計算された難易度は、ウインドウ上のアイコンの「作者、コメント
をみる」で見ることができます。また、保存時にこの情報も保存されるので
自分でオリジナルデータを作成した場合は、あらかじめ計算させておいて
保存するといいでしょう。
バージョンを追うごとに解き方を少しずつ改良していますので、難易度の
計算結果はバージョンによって多少誤差がでるかもしれません。
一般にパズルの大きさが大きくなるほど手数がかかりますので、難易度
のポイントはアップします。もちろん、大きくても簡単に解けるのも
あります(もちろんポイントも低くなります)。
ちなみに、雑誌「イラストロジック」1995年2月号のROUND 1 (80*60)を
判定したところ1000を超えてました(^^;。
★編集メニューについて:
プレイモードでの編集メニューは、「コピー」のみ使えます。
このコピーは、画面のイメージをPICT形式でコピーします。
ただし、コピーはイメージデータではなくドローデータのPICTと
なるので、マックドローなど、ドローデータを扱えるソフトにペースト
する場合は、ペーストした後、グループ化やイメージ化をしてください。
さもないと、線や数字がばらばらになります。
エディットモードの編集メニューでは、「カット」「コピー」は、カッター
カーソル時に、領域を選択したときに行えます。ただし、データはローカル
データなので、データを他のアプリケーションに持っていくことはできません。
「ペースト」は、ペーストするローカルデータがない場合、クリップ
ボード上のPICTデータを2値化してマス上に展開するようになっています。
すなわち、通常のPICTから絵をつくることもできます。この場合、PICTを
マスに収まるよう自動的に拡大、縮小されます。ペーストされた絵の線
が太すぎると感じる場合は、シフトキーを押しながらペーストしてみて
ください。間引きペーストにより、ちょっとはすっきりするかもしれま
せん。
選択時の各種反転機能も設けました。
白マスと黒マスの配置の関係でうまく解ける問題が作成できない場合は
「白黒反転」を行ってみるといいでしょう。これで解けるようになる場合
が多いです。
★印刷について:
ver1.00よりサポートしました。
現在表示されているウインドウの大きさで印刷されます。
1マスのドット数が8以下の場合、印刷の文字のバランスは悪いです。
印刷するときは、1マス10ドット以上をおすすめします。
小さく印刷したい場合は、プリンタの機能の方で行うときれいに
印刷できます。
★強制終了:
通常の「終了」を選ぶと、保存のしていないものはダイアログを出して
保存するかどうかを聞いてきますが、これを選ぶとすべて破棄して
終了します。
★UNDO(取り消し)機能とREDO(再実行)機能:
UNDO,REDOがver 1.10よりできるようになりました。
なお、登録されていない方は申し訳ないのですが使用できません。
メニューまたはショートカットキーでUNDOが使えます。
シフトを押しながらメニュー選択、またはショートカットキーを使う
とREDOとなります。
複数のウインドウを開いているときは、ウインドウを移動すると、
それまでのUNDO情報は消えてしまいますので注意してください。
(アプリケーションの切り替えは問題ありません)
UNDOの回数設定:
UNDOは、ここで設定した回数分行うことができます。
設定値は5〜1000です。1000回に設定すると1000回分さかのぼる
ことができるわけですが、その分メモリを多く消費し、途中でメモリが
足りなくなって作業ができなくなるかもしれません。一応、メモリが少なく
なってくるとアラートを出して注意するようにしています。
アラートが出た場合は、今のファイルを保存してアプリケーションの使用する
メモリの量を増やすか、UNDOの回数を減らしてください。
どれくらいのメモリを消費するのか:
1つのUNDO情報を記録するのに、画面のマス分のメモリを消費します。
すなわち、20×20のサイズで数字のマスの幅が 8だったとすると
memory=20*20+20*8+20*8=720バイト必要となるわけです。
本ソフトのアプリケーションメモリは640kに設定している場合(デフォルト)
360kほどのフリーエリアを持つので、ざっくりと計算して
360000/720=500
およそ500回のUNDOが設定可能ということになります。
もちろん、アプリケーションの使用するメモリをあらかじめ増やしておく
ことでさらに回数を増やすことができます。
エディット時で、カッターを使う場合、それだけでメモリを多く消費します
ので、エディット時にUNDOをたくさん使いたい場合は、アプリケーション
のメモリを必ず増やしておいてください。
また、大きなサイズを解く場合も同様です。
現在の使用可能なメモリがabout画面に表示されますので参考にしてください。
UNDOポインタへの直接ジャンプ:
かなり前にさかのぼりたい場合、このジャンプ機能が便利です。
マスの操作をしなければ、何度もためすことができるので、大まかな位置
をこれで行って、あとはUNDO、REDOコマンドで1つずつ進めると
いうのがいいでしょう。
一度マスの操作を行うと、そこが最終ポインタになってしまいます。
UNDOバッファのクリア:
メモリが足りなくなった時で、UNDOを捨ててもいい場合に実行して
みてください。通常、メモリが足りなくなった場合、アプリケーション
のメモリを増やすことをお勧めします。
(ファインダーの「情報を見る」で設定できますね)
★カラー設定:
マス目のカラー設定ができます。256色以下の場合、システムのカラー
テーブルを利用するので、カラーピッカーで選択した色と若干異なる場合
があります。
これは、おまけみたいなもので、やっぱり白黒がいちばん見やすいです。
★現在の表示ドット数を設定:
マス目の大きさを可変できます。
設定値は、1マスの大きさのドット数で、6〜20が設定範囲と
なっています。
9以下は文字がほとんど見えませんが、表示して絵を鑑賞するには
便利でしょう。
「モニタに合わせる」を選択すると、モニタに収まる最大の大きさ
で表示します。ただし、6ドット以下は表示できないので、巨大な
サイズを表示させた場合は、画面からはみでてしまうこともあります。
ここで設定した情報は、今アクティブになっているウインドウと、
これから開かれるウインドウについて有効です。
★第3のペン(一時的なマーキング)について:
マウスカーソルがマス上にあるときに「スペースキー」を押すと
画面上に○マークがつきます。
マスを数えたり、一時的に位置を覚えておくときに便利です。
■マス状態の時に直接×マス、または×マス状態の時に直接■マスは
塗ることができないのですが、このマークは、上からそのまま■、×
をつけることができます。
○マークは、カーソルの状態がどちらであっても付けることができます。
★数値入力エディットについて:
サブメニューで数値入力のエディットを選ぶと、数値の直接入力が
できるようになります。数値入力したい位置をマウスでクリックして
ください。入力ウインドウがひらきます。
リターンキー(エンターキー)を押すと次の位置に入力ウインドウが
自動的に移動します。
矢印キー、タブキーでの移動やマウスを使った移動もできます。
入力ウインドウを閉じる場合は、マウスで数値マス以外をクリックするか
コマンドキー+.を押すか、'*'の入力してください。
画面のアップデートの関係で、大きなサイズのパズルを入力すると、
入力ウインドウの移動に多少時間がかかる場合があります。
数値のエディット時に、ペンやカッターを使った絵のエディットは
できません。
途中に空きがある場合(たとえば、1,0,2と入力された場合など)は、
保存時やPLAYモードにしたときに自動的にその空きが詰められます。
これを利用すれば、ちょっとラフな入力も可能です。(数値の並びが
合っていれば、多少前後にずれていても修正されるということです)
ver1.30より数値入力時のチェックを前よりも厳しく行っています。
具体的には
列の和が0でない場合に
パズルのマス数<その列の数字の和+数字の項数−1
であれば、数値入力に間違いがある
というのを利用しています。
間違いがあった場合は、ビープを鳴らします。ビープが鳴った場合は、
その直前に入力した列の数字を疑ってみるといいでしょう。
ビープが鳴っても入力ウインドウは次の入力位置に移動してしまいます。
これは、必ずしも入力間違いがその直前で起こったとは限らないためで、
こうしないと間違い位置にスムーズに入力ウインドウを移動できない事が
あるからです。
この数値入力EDITからの保存や、PLAYモードへ移行するときに
数値のチェックが行われます。縦のすべての数字の和と横のすべての
数字の和は必ず等しいということを利用しています。
この数字が合わない場合は、ダイアログを出して入力した数字の
どこかに間違いがあることを知らせます。(残念ながら場所の確定
はできませんが)
★数値のマス数設定:
このメニューは数値入力のエディット時のみ有効です。
エディット時の初期画面は、最大マス数で開かれるのですが、この場合
多くの画面スペースを占有し、エディットできるサイズが少なくなって
しまいます。あらかじめ入力する最大マス数を設定しておけば、効率よく
画面を使えます。
なお、最小マス数は5です(これは、このソフトの共通仕様です)。
★ヒント機能:
メニューの「1ヵ所だけヒントをもらう」を選択すると、その時点で
可能なチェックを1ヵ所だけ教えてくれます。
○印が、黒マスとなる部分。
○と×が合わさった印が、白マスとして確定できる部分です。
なぜ、このようなヒントが出てくるのか というのは、各自考えてみて
ください。必ず、そこが確定できる根拠があります。(これを使いながら
練習するのもいいかもしれません)
ライン評価で解けない部分については、ヒントを出せないことがあります。
「ヒントをだせませんでした」というようなダイアログが出てきたら、
残念ですけどヒントはあきらめてください(^^;。(ここからは、相当難しいと
いうことです)
ヒントは、ファイルにプロテクトがかかっていても、もらえます。
ヒントの注意点:
ここで注意点なんですが、ヒントをもらう時点ですでに塗り方が間違って
いる場合は、そのヒントも正しくない場合があります。ヒントが明らかに
おかしい場合は、塗り方が間違っています。
あくまでも、現在ぬられているマスを基にヒントを出すということを
頭にいれておいてください。
もちろん、塗り方が正しい場合は、どんな状態でも正しいヒントを与えて
くれます。
ヒントをもらうときには、「一時的なチェック」で使う○印は自動的に
消去されます。消去されてこまる場合は、実行後にヒントのマスを覚えて
おいてUNDOで戻るなどで対処してください。
★カーソル・ポジション表示:
ver1.30より、カーソル・ポジション表示機能を設けました。
現在のカーソル位置に対応した数列が見やすいように、色枠で表示されます。
この機能がうるさく感じる人は、メニューよりこの機能をオフにすることも
できます。
比較的大きなパズルを解く場合に便利でしょう。
★数字の自動チェック:
数字のチェックを一部マックにおまかせできるモードです。
メニューの「常に数値の自動チェックをする」を選ぶと、マスを黒マスに
塗るたびに、自動的にチェックされます。
また、メニューの「数字の自動チェックを実行」は、そのときの状態で
マックが数字のチェックを行います。
この数字のチェックですが、周辺部分の確定された黒マスについてのみ
行います。中央部分の確定についてもチェックを自動でつけられない
ことはないのですが、この推理がこのパズルのおもしろいところでも
あるので、単純な周辺の確定のチェックのみとさせていただきました。
(プログラミングも簡単だしね(^^;)
また、一度確定した黒マスを消去した場合は、前に付けたチェックは
自動で消されません。
自動のチェックはチェックをつけるのみで、消す方は行いませんので、
このような場合は、自分で消してください。
(これについては、いろいろな場合を考えると、この方が都合がよい
と思われます。また途中で間違えてしまった場合はUNDOで戻る
といいでしょう)
★ResEditを使ったショートカットキーの登録:
各メニューは、ショートカットで飛べるような処理を組み込んであるので
プログラムのリソースに関する知識のある人は、メニューリソースで
自分のよく使うメニューにショートカットを設定することができます。
これに関しては、ショートカット以外をいじるとファイルを壊す恐れが
あるので、必ずリソースの知識がある程度ある人のみ行ってください。
ResEditで改造したプログラムは、ぜったいに配布しないでください。
--------------------------------------------------------------------------
データファイルについて:
データファイルはテキスト形式になっているので、テキストでデータを
作ることも可能です。
データの構造は、実際のサンプルも参照してください。
データ構造は先頭より、
LogicPICT00 <---- LogicPICT用のファイルであることを示す識別文字
25 <---- 横方向のマス数、この場合は25マス
15 <---- 縦方向のマス数、この場合は15マス
0 <---- 0をいれてください
0 <---- 0をいれてください
UTASHIRO <---- 作者名
簡単よ <---- コメント
1,1,1 <---- 数値のデータ、まず縦列の左側から記述。
2,2,2 その後、横列の上側から記述。
3,3,3 この時注意するのは、数値は、絵の書かれるマスに
4,4,4 近いほうから順にコンマで区切って書く。
* <---- 最後は、必ずアスタリスクを付ける。
となります。コンマで区切ったデータの後に続く絵のデータやチェック用
のデータは記述しなくても構いません。
参考のために、「データ構造参考」を付けておきます。
このファイルを、プログラムで読み込んでみて、実際にどのようにデータ
が配置されるか見てください。
縦、横それぞれ5マス未満のデータは作れません。
また、作れる最大は127*127マスです。
ver 1.10より順方向(縦方向は上から、横方向は左から記述)のデータ
も読めるようにしました。
先頭の識別文字を「LogicPICT01」にして記述してください。
--------------------------------------------------------------------------
このプログラムの扱いについて:
このプログラムはシェアウエアです。
圧縮ファイルの内容を変更しなければ配布に関しては自由ですが、気に入って
継続して使用する場合は、よろしくお願いします(^^;;。
個人的利用においては、ResEditなどを使用したプログラムの改造も認めます。
だだし、改造したものを配布することは禁止します。
商業的利用については連絡ください。
このプログラムにより生じた障害等に関しては、作者はその責を負わないも
のとします。
(チェックはしていますが、もしなんかあったらごめんなさい。その症状な
んかを知らせてくれると勉強になってありがたいです。)
プログラムの著作権は作者である 歌代政敏 (Nifty-Serve SGS01067) にあ
ります。
プログラムを転載する場合は、作者にお知らせください。
--------------------------------------------------------------------------
シェアウエアについて:
シェアウエア料金は600円です。
送金される方は、同時に私の方に連絡ください。
ver1.10より追加された機能が使えるキーを送付します。
送金先:
第一勧業銀行 水戸支店 普通 1601059
口座名義:ウタシロ マサトシ
郵便為替でも結構です。郵便為替の場合は一応前もって連絡ください。
(住所が変わっている可能性もないとは言えないので)
住所:310 茨城県水戸市千波町2836 秋山ハイツ B−105
歌代 政敏
Nifty-Serve SGS01067 (SGS01067@niftyserve.or.jp)
ver1.10より追加された機能にキーを設けました。
これらの機能は、このソフトに賛同してくださった方々の意見、要望を
基に組み込んだものです。たくさんのご意見、ご感想ありがとうございました。
--------------------------------------------------------------------------
最後に:
みなさまの作品をお待ちしています。(^^)
あと、雑誌などのデータを入力したものは、決して他人に渡したり
アップロードすることのないようにお願いします。デザインに関する
著作の問題がありますので。
作品をアップするときは、必ずオリジナルでお願いします。
(そろそろ、問題を作る方から解く方に回りたい私でした)
なにか、ご意見、ご要望があれば、難しくなければ取り入れたいと思います。
Nifty-Serve SGS01067 M.UTASHIRO 1995/07/02
--------------------------------------------------------------------------
End of LogicPICT ver 1.31 manual.